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乳歯が抜けないのに永久歯が生えてきた!原因と正しい対処法を解説

お子さまの乳歯が抜けないまま永久歯が顔をのぞかせると、「このまま様子を見ていて大丈夫かな?」と不安になりますよね。実は、歯の生え変わりには個人差が大きく、「少し待てば自然に抜けるケース」もあれば、「早めに歯科医院の受診が必要なケース」もあります。

本記事では、乳歯がなかなか抜けない原因や、乳歯と永久歯が重なって生えてくる「二重歯列」の仕組み、お家での対処法から受診の目安まで、分かりやすく解説します。

子どもの歯が抜けないけど大丈夫?

乳歯が抜ける時期には個人差があるため、周りより少し遅れていても、すぐに異常と決まるわけではありません。

しかし、「なかなか抜けないのに永久歯が見えてきた」「歯ぐきが腫れて痛がっている」といった場合は、早めのチェックが安心につながります。まずは、一般的な生え変わりの目安と、お家で確認してほしいポイントを一緒に見ていきましょう。

乳歯が抜ける一般的な目安と順番


乳歯の生え変わりは一般的に6歳前後から下の前歯で始まり、12歳頃にかけて奥歯へと進んでいきます。ただし、生え変わりの時期には個人差があり、早い子もいればゆっくりな子もいます。周りと比べすぎず、お子さま自身の成長スピードに合わせて見守ってあげることが大切です。

歯ぐきの色と揺れ方をチェック


乳歯が抜ける前は、歯ぐきが少し赤くなったり、むずがゆさを感じたりすることがあります。しかし、「歯ぐきが真っ赤に腫れている」「触れると強く痛がる」「膿(うみ)が出ている」といった場合は、炎症が起きているサインかもしれません。また、グラグラし始めてから数週間経っても抜けず、痛みが続くときも注意が必要です。気になる症状があれば、早めに歯科医院を受診しましょう。

歯ぐきの色と揺れ方をチェック

乳歯が抜けない主な原因は?

永久歯の成長が遅れている


永久歯は歯ぐきの中で少しずつ成長し、準備が整うと乳歯の根を溶かしながら生えてきます。この準備期間には個人差があり、永久歯の成長がゆっくりだと、乳歯が抜けるタイミングも自然と遅くなります。

周りの子と比べて少し遅れていても、レントゲンで永久歯の存在が確認できていれば、あせらず成長を見守って大丈夫です。

永久歯が正しい位置にない


永久歯が本来生えてくる位置からずれて、内側や外側に生えてこようとすることがあります。この状態だと、永久歯が乳歯の根っこをうまく溶かせず、乳歯がしっかり残ったままになってしまいます。その結果、乳歯を避けるように永久歯が別の場所から顔を出し、歯が2列に並んでしまう「二重歯列」の原因になってしまうこともあります。

二本の乳歯がくっついている癒合歯


2本の乳歯がくっついて1本の歯のようになった「癒合歯(ゆごうし)」の場合、通常の乳歯よりも抜けにくい傾向があります。また、癒合歯は、永久歯が1本足りない場合があります。将来の歯並びに影響しやすいため、早めに歯科医院でチェックしましょう。

乳歯が抜けないのに永久歯が生えてきても大丈夫?

乳歯の後ろから永久歯が生える二重歯列


乳歯が抜けないまま永久歯が生えてきて、歯が前後に2列並んでしまう状態を「二重歯列(にじゅうしれつ)」といいます。

特に下の前歯でよく見られる症状で、初めて見ると驚かれるかもしれませんが、まずは落ち着いて乳歯の「揺れ具合」を確認しましょう。乳歯が大きくグラグラしていれば、自然に抜けるのを待っても大丈夫なケースが多いです。ただし、乳歯が全く揺れる気配がない場合や、永久歯が大きくずれて生えている場合は、早めに歯科医院へ相談しましょう。

乳歯の後ろから永久歯が生える二重歯列

内側に生えた永久歯が自然に前に出ることも


乳歯が抜けたあと、内側に生えていた永久歯が舌に押し出される力によって、少しずつ前方へ移動し、自然にきれいな位置に整っていくケースは珍しくありません。

ただし、乳歯がビクともしない場合や、そもそも永久歯が並ぶスペースが足りない場合、また痛みや腫れを伴う場合は、自然な移動が難しいサインです。まずは一度、歯科医院でお口のバランスを確認しておきましょう。

内側に生えた永久歯が自然に前に出ることも

お家で安全に抜くコツと注意点

無理に抜くのはNG!まずは自然に抜けるのを待つ


まだしっかり生えている乳歯を無理に引っ張るのはNGです。無理やり抜こうとすると、歯ぐきを傷つけたり、乳歯の根っこが途中で折れて歯ぐきの中に残ってしまうリスクがあります。強い痛みや、なかなか止まらない出血などのトラブルを避けるためにも、まずは焦らず自然に抜けるのを待ちましょう。

お家でできる、痛くない安全な抜き方


乳歯がかなり大きく揺れていて、食事や歯磨きの邪魔になるようなら、まずは優しく触ってチェックしてみましょう。石けんでよく洗った清潔な指で軽く揺らしてみたり、お子さま自身の舌の先でツンツンとつついたりして、自然に外れそうかを確認します。少しでも痛がったり、出血したり、まだ根っこが引っかかっている感じがあればすぐに中止し、自然に抜けるのを待ちましょう。

抜けた後の止血とアフターケア


乳歯が抜けたあとに血がにじむ程度なら、清潔なガーゼを5〜10分ほど軽くかんで止血しましょう。抜けた場所を気にして何度も強いうがいをすると、血が止まりにくくなる原因になるため控えてください。当日はカレーなどの刺激が強い食べ物や、熱すぎる飲み物も避けて、安静に過ごしましょう。

大人になっても乳歯が残る「先天性欠如」とは?

本来あるはずの永久歯が生まれつき作られていない状態を「先天性欠如(せんてんせいけつじょ)」といいます。実は子どもの10人に1人程度に見られる珍しくない症状で、この場合、下から押し出す永久歯がないため乳歯が抜けずに残り続けます。見た目に問題がなくても、乳歯は永久歯に比べて虫歯になりやすく、20〜30代で寿命を迎えて抜けてしまうことがほとんどです。まずはレントゲンで歯の状態を確認し、将来を見据えた治療計画を立てましょう。

子どもの歯

歯医者に行くタイミングについて

すぐに受診すべきケース


以下のような症状がある場合は、炎症が悪化したり、将来の歯並びが悪くなる可能性があるため、早めに受診しましょう。

強い痛みがある、触ると痛がる

出血がなかなか止まらない

歯ぐきが真っ赤に腫れている、または膿が出ている

永久歯が乳歯と大きくずれた場所から生えてきた

様子を見ても大丈夫なケース


乳歯が大きくグラグラしていて、「痛みがない」「歯ぐきが赤く腫れていない」のであれば、自然に抜けるのを待っても大丈夫なケースがほとんどです。

ただし、「半年以上グラグラしたままで、なかなか抜けない」など、少しでも気になる状態が続くときは、無理に自己判断せずに歯科医院で確認しておくと安心です。

子どもの歯でお悩みなら名古屋市中川区のにしだ歯科へ

お子さまの歯の生え変わりは、成長を感じる大切な時期です。見た目の変化も大きいため、保護者の方が不安や疑問を感じるのも無理はありません。

当院には小児歯科の専門ドクターが在籍しております。歯の揺れ方や永久歯の位置を丁寧に確認し、「乳歯がなかなか抜けない」といった原因もしっかりと見極めます。お子さま一人ひとりの成長スピードに合わせた最適なケアをご提案しますので、どうぞ安心してお任せください。

歯の生え変わりや、お子さまの歯のことで気になることがあれば、名古屋市中川区の「にしだ歯科」へお気軽にご相談ください。

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